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フェリダのヨミモノページ






もともと肩こり症で、とにかく軽いバッグがほしいと
あれこれ試作してここにたどり着いたというバッグ。
その作り方をご紹介します。
至ってシンプルで簡単です。






 布90cmとキルト芯50cmで作れちゃう!簡単キルトバッグの作り方







 ミシンとアイロンがあれば
 所要時間2時間ほど
 簡単に作れちゃうバッグです!
 ART GALLERY FABRICSの布と
 キルト芯だけで作っているので
 とっても軽い

 長時間カバンを肩にかけていると
 肩が痛くなっちゃうなんて方に
 特にお勧めです。






 用意するもの 



・ART GALLERY FABRICSの布 90cm(生地巾108cm)

片面接着キルト芯 50cm(生地巾90cm以上)
  *サンプルバッグで使用しているのは厚み3mmのキルト芯です




あると便利なもの
・ホックやマグネットホックなど
ART GALLERY FABRICSの織ネーム



  >>キルト芯はこちらにご用意しています
  長さ50cmでのご用意ですが、
  遊び部分含めて55cmほどでカットいたしますので
  バッグ作りにご利用いただけます!



  >>サンプルバッグで使用している生地です

     Petal Picking Dense







 おおよその完成サイズ 






 おおよそのサイズです。
 マチは15cmです。

 本体の高さは35cm
 (マチ部分を除くと28cmです)








1.生地をカットしましょう 




ART GALLERY FABRICSの布は以下の様にカットします。








キルト芯は以下の様にカットします。









2.本体部分になるパーツを作りましょう 



38cm×50cmのピース2枚を使います。



柄の向きのある生地は、柄が上に向くように中表に重ねて、
下側を縫い代1cmで縫い合わせます。
ここがバッグの底部分にあたります。










縫い代は中央で割り、アイロンをかけます。
全体にも丁寧にアイロンをかけましょう。






本体の布は裏側に向けたまま、
その上に50cm×70cmのキルト芯を下の写真の様に重ねます。
左右ともに1.5cmずつキルト芯の方が短くなるように
キルト芯の長さを調整してください。

キルト芯は接着のりのついている面を下にして重ねます。






スチームアイロンで布とキルト芯を貼り合わせます。
反対側からもアイロンをあてましょう。
完全に布と接着芯がくっつかなくても大丈夫です。








両側1.5cm(バッグの口にあたる側)は
アイロンで折り目をつけておきましょう。
(折り目をつけておくと後過程で楽になります)





アイロンで折り目をつけた後、再び折り目は起こし、
キルト芯側を外にしてふたつに折って
両側を縫い代1cmで縫い合わせます。















3.本体の内側部分(内布)になるパーツも縫い合わせます 








内布も同じく中表で重ねて
下側を縫い代1cmで縫い合わせます。

そして上部両側(バッグの口にあたる側)ともに
2cmで下記の様に折り
アイロンをかけておきます。
(折り目をつけておくと後過程で楽になります)







*内布には接着芯は貼り付けません。











そして内ポケットを作りましょう 

見本のバッグでは14cm×32cmの布を内ポケット用に使用しています。
内ポケットはご自身の使い易いサイズで作りましょう。

ここでは見本バッグの内ポケットの作り方をご紹介します。




まずはきれいにアイロンをかけます。





ぐるっと、周囲を縫い代7mmでアイロンをかけます。




ポケットの上部にあたる側のみもう一回折り、
三つ折りにしてアイロンをかけます。

そして三つ折り個所のみ先に縫い合わせておきます。




その後、上記の写真の様に内布の上にポケットをのせ
白い点線を縫います。
見本バッグでは、上から10cmの個所にポケットとなる布を置いて
待ち針をうっています。

ご自身が内ポケットに収納する予定のモノを想像して、
縫う位置はご自身のお好みで決めましょう!







内ポケットをつけた後、
2cmの折り目をつけた部分は起こして、
中表にして両側を縫い代1cmで縫い合わせましょう。












4.マチを作りましょう 




見本のバッグはマチを15cm(7.5cm+7.5cm)で制作しています。
(写真の矢印の幅が15cm)

ここは完成度の良し悪しに関わってくるので
丁寧に縫い合わせましょう!
上と下の縫い目を揃え、カットするラインをチャコペンで印をつけ
その上を縫い合わせます。







縫い目より1cmほど外側を写真の様にカットします。









そしてくるっと裏と表をひっくり返します。
完成が近づいてきました!









本体の内側になる布も同様に、
15cm(7.5cm+7.5cm)でマチを作ります。












5 .持ち手を作りましょう 




写真の様に布とキルト芯を貼り付けます。

写真上下の両側は1cmキルト芯の方を短く
写真左右の両側は3cm弱ほどキルト芯の方を短くなるように
長さを調整してください。







写真上下の両側1cmは写真の様に
アイロンで丁寧に折り目をつけます。





折り目をつけたら、中央でカットします。





どちらも幅が7cmになるように正確にカットしましょう。





2枚に切りました!







その後、以下の様にくるっと丸めます。
まずは2cmで折り曲げ、再度2cmで折り曲げると、
幅2cmの持ち手ができます。






そして白い点線部分を縫い合わせます。
長さ56cm×幅2cmの持ち手を2本作りましょう。
















6.いよいよ本体と内布を合体します!! 




本体と、内布と、持ち手2本ができました。





本体の中に、内布を、下の写真の様に入れます。









ここで事前にアイロンでつけておいた折り目が活躍します!

マチ底をしっかり合わせると、本体側の方が5mm長くなります。
そのため5mm内布を下にして、待ち針を打ちます。





ここではまだ縫い合わせないでください!








7.持ち手をつけましょう 





サイドの縫い目から7cmの個所に持ち手をつけます。
黄色の矢印個所が7cmです。





持ち手の位置を決めたら、待ち針でとめます。
その際、持ち手の端は3cmほど外布と内布の間に挟みます。
キルト芯のある個所が5mmほどミシンで縫う予定の縫い目より
下に位置
する様に調整してください。










そして裏側から、周囲をぐるっと縫い合わせます。
完成度に大きくかかわってくるので、丁寧に縫い合わせましょう!

特に持ち手部分が重なる場所を縫うときは慎重に!!









持ち手がつきました!









8.最後に持ち手の付け根部分を縫い合わせます 



マルで囲った個所を裏側からミシン、または手縫いで縫い合わせます。
縫った跡が表側から見えない様に気を付けて!









こんな風に折り曲げて…





両側の持ち手付け根(黄色ライン個所)をしっかりと縫い合わせる。









完成です!!!やったー!







中央の位置に織ネームをつけるとオシャレ度アップ!
その裏側にホックを付けるとよりGOOD!
















アレンジのアイデア!




アレンジのアイデア


バッグの間口の長さが1cm違うだけで
微妙にバッグの形が変わります。
自分好みの形になる様に
持ち手を取り付ける際に
脇からの長さを調整してみましょう。



 こちらのSpringbloomで作ったバッグは
 間口の幅33cmです。

 Petal Picking Denseで作ったレシピより
 間口1cmほど広くなります。










また、こちらのバッグは取っ手の縫い付け部分と本体部分を
がっちりと手縫いで縫い固めているので
Petal Picking Denseで作ったバッグより型が崩れにくくなっています。






>>カットクロス4枚で作るパッチワークキルトバッグの作り方
  も参考にしてください!





 【もっともっとアレンジ編】 簡単!ホックだけで変幻自在!








  → 簡単!ホックだけで変幻自在!ページはこちら










このページで使用した生地




・ART GALLERY FABRICSの布 90cm(生地巾108cm)