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【インタビュー】Chie洋裁教室主催 疋田先生に
日本洋裁連盟について伺いました
「現在の日本洋裁連盟」の立役者の一人でもある
「Chie洋裁教室」主催 疋田(ひきた)ちえ先生。
「Chie洋裁教室」は大人気で、何年間も次々くる
お問合せをお断りし続けているそうです。
近くに洋裁教室があればもっとご紹介できるのに…
そんな想いも絡んでいる疋田先生に
日本洋裁連盟についてお話を伺いました。
▼疋田ちえ先生のステキなアトリエ『Chie洋裁教室』
フェリダ 洋裁連盟さんにはフェリダはとっても
お世話になっております。
初めて一緒にお仕事をさせていただいたのは
2017年の洋裁連盟さん
主催のファッションショーに
フェリダが参加させていただいたときですね。
疋田先生 もう4年も前のことなんですね。
ファッションショーは洋裁連盟主催の一年に一度の
もっとも大きなイベントで、あのときは名古屋の
フラリエ(旧蘭の館)で開催したときですね。
フェリダ 洋裁連盟さんが発足した当初から
ファッションショーは行っていたと伺っています。
疋田先生 はい、
洋裁連盟はもともと昭和39年に
名古屋文化短期大学の山田新平さんが発足したんです。
発足当初は中部地区のいわゆる
「街の洋裁教室」が
100校ほどあってその先生方が連盟の会員でした。
私の義理の母も洋裁教室を開いていて、
発足当初のメンバーの一人だったんです。
その頃からファッションショーは毎年開催していた
のですが、アパレルが台頭してくるにしたがって
洋裁教室は徐々に衰退してきてしまって、
一時はメンバーが5、6人になってしまったんですよ。
それから
ファッションショーをもっと盛り上げようと
奮起して、それまでは身内だけのイベントだったところを
外部のミシン屋さんや生地屋さんなどに協賛として
参加してもらったり
学生さんや洋裁の先生以外の
方にも幅広く参加いただけるイベントへと
形を変えていったんです。
フェリダ それで大きく盛り上がっているときに
フェリダは協賛店として参加させていただけたんですね。
2017年 ファッションショー参加者の全体写真
疋田先生 そうですね。フラリエで2年
ファッションショーを行った翌年、
ナディアパークで開催させていただきました。
フェリダ ナディアパークで開催できるって
すごいことですよね!
ナディアパークでは
ジュラワーさんとコラボする形で
ART GALLERY FABRICSの生地をご紹介
いただきました。ありがとうございます。
疋田先生 義理の母が亡くなって、
二代目として
私が洋裁教室を引き継いだんですが、それまでは
ファッションショーはお手伝いだけだったんですけど
その後は積極的に参加する様になって
それからもう15年です。
昨年はコロナの影響で開催できなかったのですが、
来年は開催したいと考えています。
また2014年に撞木館でファッションショーを開催した
際に、
現日本洋裁連盟の会長である山下先生が
連盟に加わってくださってアパレルの感覚が
プラスされました。
2015年から
若いスタッフが加わってくれて
若い人の感覚も
プラスされるようになりました。
他にも新しいメンバーが加わってくれて、
現在は6名で力を合わせながら運営しています。
ファッションショーの歴史を象る歴代のパンフレット
フェリダ これだけのファッションショーも、
洋裁連盟だからこそできることですよね。
個人の教室だけではとっても無理ですよね。
疋田先生 もちろんです。生徒さんにとっても
自分の作品をたくさんの方の前で発表できるので、
作品作りにも力が入りますよ。
そして洋裁連盟だからこそ一教室ではできない
イベントができるんです。
他にも生徒さんの
検定試験とか、
また
先生同士の交流の場を提供したり
また先生方の勉強会として
講習会や
素材の工場見学ツアーを
開催したことがあります。
フェリダさんと繋がれるのも連盟の大きなメリットです。
フェリダ フェリダでは
洋裁連盟さんの制作する
型紙を販売させていただいていて、
フェリダこそ洋裁連盟さんにたくさんの
恩恵をいただいております(笑)。
本当に感謝しております。
今後は洋裁連盟さんとしてどういう活動を
されていくのですか?
疋田先生 せっかくこれだけのノウハウを持っている
先生方がそろっているので、
これから教室を開く方、
開業したいという方のお手伝いや
フォローをしていきたいと考えています。
また
新しい人材も育てていきたいんですよね。
フェリダ すごい!コンサルタント的な仕事ということ
ですよね。それはやはり使命感からなのですか?
疋田先生 もちろんそれだけの労力がかかりますので、
連盟を通してのビジネスとして成り立たせたいと
思っています。ですけどまだ模索中で、
ビジネスになっているとはいえない。
そう考えると今はまだ使命感の方が
強いのかもしれないです。
義母から洋裁教室を引き継いで、だからこそ洋裁を
衰退させていはいけないという想いが
間違いなくあるとは思います。
これだけのノウハウがあって衰退させてしまったら
義母に申し訳が立たないです。
フェリダ 最近、中部洋裁連盟から日本洋裁連盟という
名称に変更しましたよね。
疋田先生 はい。今の時代は遠隔でも繋がれるので
中部地区など地域を限定する必要はないと思っています。
またこの
ハンドメイドブームの中、洋裁だけに限らず
アクセサリー作りや小物を作っている作家さんが
教室を開かれる場合もノウハウはシェアできるので、
ベテランの先生からこれから始めたいと
考えている方なども、たくさんの方に
加盟してもらえればとても嬉しいです。
フェリダ 洋裁連盟さんの和気あいあいとして
気負い過ぎていない雰囲気、私は大好きです。
そして
時代に即した活動や運営への転換はさすがだと
思います。フェリダもますます応援させてください。
疋田先生 ありがとうございます。
フェリダ もう一つお伺いしたいのですが、
フェリダで販売している型紙は、洋裁連盟の中で
「チームトワレ」を結成して、そのメンバーで
制作いただいているんですよね。
疋田先生 そうです。皆、得意分野が違うので、
お互いの得意分野を生かしてチームで制作しています。
そんなチームが結成できるのも、
洋裁連盟に参加しているからこそのメリットですね。
フェリダ かなりのお時間をかけて型紙やレシピを
作っていただいているんですよね。
疋田先生 そうですね。一着作るのに、
何度もサンプルを作って打ち合わせしてを繰り返して
います。細かいところまで妥協しないメンバーが
そろっているので(笑)。
だからといって難しい縫製にならないようになども
心掛けていて、チームで総合的に納得したものを
作り上げて型紙とレシピにする様にしています。
フェリダ いつか「チームトワレ」さんにも
インタビューをお願いします。
お伺いしたいことたくさんあります。
疋田先生 承知いたしました。
よろしくお願いいたします。
日本洋裁連盟
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公式ホームページ URL: https://www.yousairenmei.com/
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▼
日本洋裁連盟疋田(ひきた)ちえ先生
Chie洋裁教室
講 師: 疋田ちえ
場 所: 名古屋市昭和区塩付通6-50
公式ホームページ URL: http://chieyousai.club/
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