ネットショップを始めよう 
  -商品のラインナップを決めよう





商品のラインナップはもう決めているから大丈夫!

いえいえ、もう一度見直しだけはしておきましょう。
ここ、結構重要なんですよ。






まずあなたのサイトを訪問してくれる予定のお客様について
分析してみましょう。


ハンドメイド作品を購入したい人→ 
   自分で作らない人、または洋裁初心者の人

布などの素材を購入したい人→ 
   自分で作る人、洋裁がある程度得意な人





この分析でわかることは…

あなたのハンドメイド作品を探しにくるお客様と
布などの素材を探しにくるお客様とは、
根本的に違うということです。




ハンドメイドモールで出店する場合は
「ハンドメイド」が好きという共通項があるので
ハンドメイド作品と布などの素材を同時に販売することに
大きなメリットがあります。



でも独自でウェブサイトを持つ場合には
必ずしもメリットにならないこともあるのです。

宣伝広告を打つ必要性は以前に記載しました。

宣伝広告を打つ際に、

既製品(ハンドメイド作品も含む)を
探している人をターゲットにするか、

また生地などの素材を探している人を
ターゲットにするか、

ここは大きな分かれ道になるのです!!


既製品(ハンドメイド作品も含む)を探している人を
ターゲットとする場合、
場合によってライバルは
大手のアパレルショップになってしまうことも!!

そうなるといくら宣伝費をつぎこんでもなかなか売れません。


ご自身のウェブサイトをオープンする場合は
ターゲットを絞り込んで
商品ラインナップを決定させてください!!






そしてターゲットを絞り込むことで
ターゲットとする検索キーワードも変わってくるのですよ。


難しくてそういうことわからなーい!という方には
残念ながら独自のウェブサイトを持つことをお勧めできません。

でもご自身のステップアップのためにも
ぜひここは勉強しましょう!!






検索エンジンのGoogleやYahooを利用して
「何か」のサイトを探したいとき
その「何か」を見つけるためのキーワードを入力し、
「何か」を探し当てますよね。


例えば名古屋のおいしいスパゲティ屋さんを探したいとき、
「名古屋 スパゲティ 人気」などのキーワードを入力しませんか?
これらが検索キーワードですね。

すると検索キーワードに関連したサイトがずらりと表示されます。
そのリストの上の方に表示されるウェブサイトを
「上位表示」などと呼んでいます。



そしてどこのショップも企業も、
自社のウェブサイトが上位に表示されるように
いろいろな対策を練って実践しております。
日々、血のにじむような努力をしているのですよ。

これらを、「SEO対策」と言うのですね。


自分のウェブサイトを持つということは、
この「SEO対策」と日々戦うこととイコールでもあります。








で、話を戻します。


ハンドメイド品を作る人と、探している人では
検索するためのキーワードが根本的に違ってきます。


例えばですが

ハンドメイド作品を購入したい人→ 

  ハンドメイドの青い手提げバッグを探している場合
  検索キーワード「ハンドメイド 通販 手提げバッグ 青」

布などの素材を購入したい人→ 
  ハンドメイドの青い手提げバッグを作る素材を探している場合
  検索キーワード「ハンドメイド素材 綿生地 青」



あれもこれものキーワードで上位表示されるためには
かなりのお金と労力が必要になります。
限られた予算の中では、
キーワードは一つか二つに絞りこむことが必須です。
でないと、非効率でお金がかかる割に効果が出ないのです。




要するに、ひとつのウェブサイトに
来てくださるお客様のターゲット層も
「布などの素材を購入したい人」など
一つに絞る方が結局は効率がいいのです。







はい、ここで表題のラインナップのことに戻ります。

「布などの素材を購入したい人」は
他に何を購入したいと考えるでしょうか?

やっぱりハンドメイド品を作るための素材ですね。
他に、型紙とか、洋裁道具とかでしょうか。

そしてここで売れるショップさんというのは
お客様が探し求めているもので、
他店で扱っていない、
または扱っているものが少ない商品

上手にラインナップしていたりするのです。

そして「その商品」を探し出すのが、
ショップオーナーの腕の見せ所であります。




ですが、忘れないでくださいね。

もっとも大事なことは
あなたが扱っている商品は
あなた自身もお金を出して
買いたいと思えるものであること。



あなた自身が買いたいと思えるものでなければ
なかなか売れないと思います。

なぜならどんなにその商品をアピールしても
説得力が伴わないからです。




ぜひ、お客様の気持ちに寄り添うことのできる
ショップ運営
を目指してくださいね。


















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