ネットショップを始めよう 
  −布屋を始めてみよう!





布が大好きで、できるなら大好きな布を販売してみたい!
でも布屋なんて敷居が高すぎる!
私には無理!


そんなこと言わず、Let's challenge!



別に布専門店になる必要はありません。

ハンドメイド作品と並行して生地を販売してもいいんです。

一反で生地を仕入れした方が原材料費は安価に済みます。
でも一反も使いきれるか心配…
ならば仕入れた生地を、
ご自身の作品と一緒に販売してしまえばいいのです。

これ、実はすっごいメリットがある販売方法です。

ミンネやクリーマー等のモールで商品を販売する場合、
商品数が多い方が検索率が上がる可能性があります。
また新作を掲載する頻度が多い方が検索率アップにも有利です。

この検索率を上げるということは、ネットショップを運営する上で
もっとも大切なキーワードです。





しかしハンドメイド作品をたくさん掲載するのは
なかなか厳しいのが現状。
そう簡単に次々と新作を作れるものではありませんから。
であれば、既製品を販売してしまえばいいのです。

でもハンドメイドモールで既製品販売は違反でしょ?
いえいえ、「素材」部門があるじゃないですか!
布やボタン、リボン、金具やチェーンなどなど
ハンドメイド用のいろいろな素材が扱えるのですよ!!

これを利用すれば、すぐに販売商品数が増えます。


みなさんの作品を見て、
「この作品に使用している生地が欲しい!」と
思うお客様は結構います。
あなた自身もそう思ったことはありませんか?


これ、実はフェリダの極秘テクニック(笑)
ライバル店を増やしてしまうので内緒(?)にしていましたが
現在、フェリダはART GALLERY FABRICSの直営店となりましたので
公表いたします。
(ここまでもったいぶる内容ではありませんが…)






また雑貨店を営んでいるのであれば
その片隅に生地を販売してもいいのです。
カットクロスだってありです。

カフェの一角で販売してもいいのです。

インテリアショップの片隅で販売してもいいのです。

ハンドメイドマーケットやマルシェなどの
イベント出張販売だけでもいいのです。

布屋は布専門店で販売しなければならない、
なんて決まりはありませんから。




オシャレなカフェで使用しているかわいいカフェカーテン。
「このカフェカーテンと同じ生地が欲しい!」
なんてニーズがあるかもしれません。
オシャレなカフェはそれ自体が
「ショールーム」的な役割を果たしますから。
以前、フェリダ店長は、
オシャレなカフェの一角で売っていた流木を購入したことがあります。
この流木、フェリダの写真の中にときどき顔をのぞかせています。
カフェで流木を売ってはいけないなんてルールありませんからね。
ちなみにそのカフェでは
流木がオシャレにインテリアとして飾られていました。
それに魅せられて買ってしまったんですね。あ、使える!と。





余談が長くなりましたが…

まずは一反から仕入れて生地販売を始めてもいいんです。

そしてショップ名に、「ハンドメイド作家&生地屋」とすれば
あなたはその日から「布屋」になれちゃうのです。
「布屋とはこうでなくてはいけない」という
既成概念は取り払いましょう。






布屋を始める際、何か気を付けることはありますか?


はい、もちろんいろいろとあります。
まず素材が綿なのかポリエステルなのか麻なのか、
正しく表示しないとクレームのもとになります。

綿100%でない場合は、何の素材が混じっているのか
混率もしっかり表示してください。

他、オーガニックコットンでないのにオーガニックと謳って販売すれば
トラブルのもとになります。

商売は信用がもっとも大切です。
そのためにも必ず信用できる業者から生地を仕入れましょう





ネット販売の場合は、生地のカット方法も掲載しておくと良いと思います。






生地の厚みについての質問はよくいただきます。
透け感の質問もときどき受けます。

また「OOを作りたいけど、この生地は大丈夫ですか?」
といったご質問もよくいただきます。
布を探しにくるお客様は初心者さんからプロの方まで様々です。

「私は洋裁などの専門的な知識がないから回答できない!無理!」
なんて思わないでください。
難解すぎるご質問は
フェリダでもそうそう受けたことはありません(笑)

また生地について高度な専門知識のいる質問がきた場合、
その生地を仕入れた業者さんの担当者に伺えばいいのです。
きちんとしている業者さんなら必ず答えてくれます。
またその業者さんでも回答できないような質問なら
布屋が答えられなくても当たり前です。

ですけど、「布屋を始める!」と決めた以上は
布の知識はある程度お持ちになっていた方がいいですよね。
少しずつ本などを読んで勉強をしていきましょう!
布屋を始めながらで十分です。



布屋を始めるにあたって、
お客様の気持ちに寄り添う接客がもっとも大切になると思っています。


特に情報が必要なのは洋裁の初心者さんです。
お客様のために、あなたが提供できる情報はたくさんあります。
できるだけたくさんの情報をお客様のために発信してあげましょう。

ウェブサイトのコンテンツや、ブログなどのSNSなど
発信方法はたくさんあります。
そして「このショップのオーナーは信用できる」と
思ってもらうことが重要ですね。





他、ネット販売をする場合は、
販売方法(フェリダでは50cm以上から10cm単位販売)
配送方法
不具合・不良品の定義
返品・キャンセルの条件
などなど、決めなければならないことはたくさんあります。











尚、ネット販売をするのでしたら
必ずネットで生地を購入した経験を持ってくださいね。
また、生地だけでなくともネット通販を利用した経験は非常に重要です。



当たり前のことなのですが、
ネット通販で購入したことのない人は、
ネット通販を利用するお客様の心理が理解できません。


以前に、「ネット通販を始めたいのでアドバイスください」
という方がいらっしゃったのですが
よくよく聞いてみたら、その方自体はネットでモノを購入したことがないとのこと。
「まずは当面の間、生活に必要なものはすべてネット通販で購入してください」と
アドバイスさせていただきました。

念のため、書き添えておきますね。










ネットショップを始めよう -商品のラインナップを決めよう







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